【日本が最速の成長市場に】ユニコーン企業の日本進出(Japan entry)マーケティング戦略と施策の成功により、日本市場が急成長し「Fastest Growing Country」に。

Slack Japan

Background

US San francisco発のビジネスコラボレーションハブSlackは、現在(ケーススタディ作成時)全世界1,000万人の日間アクティブユーザー(DAU)を抱えている。日本でも日本語版導入をした2017年11月時点で、31.5万人の日間アクティブユーザーがいた。SlackのUS本社は、日本市場を戦略的に重要な市場として、Slackの日本語版のリリースを計画し、日本市場で本格的にユーザー数を爆発的に伸ばすためのマーケティング戦略の策定と施策の開発する必要があった。

Process

日本には約3,000万人のビジネスパーソンがいる。Slackのような革新的なサービスのマーケティングにおいて、最初にどの100万人を狙うのかを決めた。ターゲット候補となるビジネスパーソンの定性インタビューを行いターゲットの意思決定プロセス・インサイトを深く理解すると共に、定量データを平行して分析することで、Slack独自のユニークな価値を明文化していくことができた。またSlackの歴史・プロダクト・ブランドを踏まえた上で、USのユーザーと日本のユーザーとの共通点と相違点を適切に反映させることで、グローバルの資産を活かして、日本で勝つためのマーケティング戦略を立案した。

それらをもとに動画広告や戦略PR・パフォーマンス型広告の内容と、ビジネスパーソンに価値を伝えるためのタッチポイントを決定し、Slackのグローバルでのブランドのコアは保ちつつ、日本独自のインサイトに深く届くホリスティックなマーケティングコミュニケーションを実施した。

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Result

日本でのユーザー数が2017年11月から約半年で30万人から50万人へ急成長した。大手企業でも導入が進み、2018年9月よりヤフーが全社導入、売上の8割以上を海外売上が占めるグローバルな製造業である武蔵精密工業株式会社でも2018年1月より全社導入されるようになり、当初の戦略通り、IT系スタートアップ企業以外でも広くSlackが使われるようになった。結果として、日本市場がSlackにとっての海外新出先で最も大きなユーザー数を記録し最速の成長スピードを実現することに寄与した。


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