UAVマーケティング®意味のない差別化とは?
「10%多い」が顧客に響かない理由
「10%多い」は、顧客にはほとんど伝わらない。
ポイント
競合と同じ尺度で度合いを競う差別化は、顧客には違いが分かりにくく、すぐに追いつかれます。
顧客が価値を感じ、他社がまねしにくい違いをつくることが大切です。
「A社より成分が10%多い」「B社よりスピードが○%速い」。
こうした比較で差別化しようとしていないでしょうか。
同じ尺度での比較は、顧客にとって違いが分かりにくい
自社も競合も持っている要素の「度合い」で差を付けても、顧客から見るとその違いはほとんど分かりません。
書籍『UAV:最強ブランドのつくり方』ではこれを「意味のない差別化」と呼んでいます。
さらに、同じ尺度での勝負は、すぐに追いつかれます。
A社の例のように、競合が「脂肪の吸収を抑える」に「糖の吸収も抑える」を足してきた瞬間、いたちごっこが始まります。
意味のある差別化とは
意味のある差別化は、次の2つを満たすものです。
- 顧客が価値を感じていること
- 他社がまねしにくいこと(構造的優位性)
SK-IIの「ピテラ」は、その代表例です。
ほかのブランドがまねできない独自成分が、顧客の「肌がきれいになる」という実感と結び付いています。
尺度そのものを変える
競合と同じものさしで戦うのではなく、顧客が大切にしている別のものさしを見つける。
それが、意味のある差別化への近道です。
詳しくは以下の書籍をご覧ください

P&Gでの経験、そして、多種多様な100社以上の
支援経験から生まれた独自フレームワーク
UAV あなたが知らない あなたの会社だけの強み
顧客に選ばれ続ける『最強ブランド』のつくり方
(彌野 泰弘著 日経BP社)
